JA2012国際航空宇宙展が開催されました。

世界33ヶ国650団体以上の最先端航空宇宙技術の集結です。
名古屋を中心とするこの地域は自動車、化学繊維、精密機器産業をはじめ世界に誇るべき技術や人材が多数集積。
航空宇宙産業についても三菱重工など高度な最先端技術を持つ企業が立地し、国内における航空宇宙産業のメッカとなっています。
また昨年末には国により「アジアNo.1航空宇宙クラスター形成特区」に指定されました。

高度な航空宇宙産業の技術向上は、他の産業へも大きな影響を与え、全体の技術力の底上げにも貢献します。
国際戦略総合特区の指定により、この地域の航空宇宙産業生産高は平成22年の約7千億円から、5年間で約9千億円と、年率5%以上の伸びが期待されると言われていますが、現実には世界各国が資金力にも政治力にも物を言わせ、なりふり構わず熾烈な競争をしている中、限られたパイをどのように獲得していけるのかという厳しい現実があり、強い危機感を覚えます。

今後行政を中心に、地域一丸でしっかり総合的なバックアップをしていかなければ、「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」などと言っているようでは、また外国にやられちゃうこと間違いなし。

折角の特色を活かし、より効果的、現実的に、経済活力や雇用の充実を計り魅力あるまちづくりをしていかなければと考えます。

JA2012国際展示場会場

JA2012中部国際空港セントレア会場

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です